スポーツギャンブルについてお話したいことがあります

チュートリアル用のブログやビデオを用いてスポーツギャンブルの仕組み解説といったようなことはしませんが、あまり知られていない事実をお伝えしたいのです。いかに、そしてなぜ、皆がスポーツギャンブルを好み、そして憎むのか、これが私のお話したいことです。 

スポーツ好きの方で特にお気に入りのチームや選手に賭ける、そんな人をご存知だと思います。球技でも、カーレースや競馬でも、屋内屋外を問わず多様なスポーツの試合でそういう賭けをする人々が存在します。何百年もの間ずっと、スポーツギャンブルは、そのようにして、スポーツ観戦好きの人々の興奮を煽ってきたのです。 

他方、そうした楽しみ方に異を唱える人々は、スポーツギャンブルに対して用心深探るような視線を向けています。スポーツギャンブルによって、ギャンブル中毒や家庭崩壊といった痛い目にあった人々や、宗教団体に所属しその教義を堅持している人々かもしれません。そうした人たちにとって、スポーツギャンブルは悪習です。こうした信条を非難することはできません。多様な意見はそれぞれ尊重すべきものです。 

メルボルンカップ 

オーストラリアには、毎年11月に開催されるメルボルンカップという競馬レースがあります。第160回メルボルンカップは2020113日にメルボルンのフレミントン競馬場で行われました。前年の来場観客数は80,000人でしたが、2020年は新型コロナ禍により無観客での開催となりました。賞金総額は800万豪ドルで、前年と同額でした。優勝馬は、ジェイ・マクニール騎手の騎乗したトワイライトペイメントで、調教師はジョセフ・オブライエンでした。 

「王のスポーツ」としても知られる競馬は、英国では、貴族階級の人々や王族たちからの人気によっても支えられています。英連邦オーストラリアのメルボルンカップにも英国の上流階級の著名人が来場します。ここで、競馬そのものの素晴らしさや、ギャンブルとしての競馬以外の面にも目を向けてみましょう。来場する女性たちは驚くほどスタイリッシュな帽子をかぶっています。それは、高い社会階級に属する女性たちの文化的な伝統の一端というだけのことなのでしょうか。それは狭小な見方です。着飾って来場する女性たちこそが、メルボルンカップを上品かつ華やかで楽しさ溢れるイベントにしているのです。スポーツギャンブルの楽しみと興奮は勝ち負けが決まった時点で終わるわけではありません。それは、年にたった一回だけの贅を尽くしたお祭りに参加できるチャンスなのです。 

多くの場合、スポーツギャンブルが人気を集めてきた理由は以上のようなものです。人々は、お気に入りのチームや選手の勝利を祈り、お金を賭け、観戦するという以上の楽しみ方をしています。勝利の感動を得るために、そして、スポーツイベントを総合的に楽しむために、ある程度の金額のお金を賭けるのは素晴らしい方法なのです。そこで発生する興奮が、多種多様な人々の関心を惹かずにはおかない娯楽であるスポーツギャンブルの真髄だと言えます。単なる賭けといった次元を超えて、スポーツギャンブルは生活の質を変える体験になり得るというわけです。